婚約者の親への結婚挨拶が終わり、ほっと一息♪
なんていうのも束の間、次に待っているのがそう、「両家顔合わせ」です。
両家顔合わせは、結納よりはカジュアルで敷居が低いかもしれません。
とはいえ、「非常識と思われないようにするためにどうしたらいいの?」「何からやればいいかわからない。」って思いますよね?
私もそうでしたので、その気持ちって、すごくよくわかります!
これから、両家顔合わせを失敗しないための情報をお伝えしますね☆
前半では、実際にあった失敗談をできるだけ紹介し、後半では押さえておくべきポイントを説明していきます。
この記事を一通り読めば、あなたは、両家顔合わせでどうやれば、失敗をしないかが、きっとわかるはず。
やるべきことが明確になれば、準備するのも少しずつ楽しくなってきますよ♪
親御さんへの挨拶が終わったら、いよいよ両家顔合わせですね♪
・・・・とちょっと待った!
両家顔合わせの前に、結婚式場のブライダルフェアに行っておいたほうがいいということをご存知ですか?
結婚式場について何も候補がないと、二度手間になり、相手のご両親に段取りが悪いと思われるかもしれません。
顔合わせの空気も盛り下がってしまい、今後の関係にも影響がでるかもしれません。
⇒【経験談】「両家顔合わせの前にブライダルフェアに行ってよかった!」と思った2つの理由
この記事を読んで、両家顔合わせを楽しくそして有意義なものにしてくださいね♪
こんな失敗談があります
両家顔合わせは、参加する全員にとって、緊張する場面です。
緊張すると、人は思わぬところで、失敗をしたりしますよね。
ここでは、「クスっ」と笑える失敗、「そんなことある?」って失敗、かなりヘビーな失敗まで、紹介しますー!
会話が盛り上がらず、勢いをつけようとお酒を飲みすぎてしまった
あなたが、失敗談と聞いて、まず思い浮かべたのがこれではないでしょうか?
酔って饒舌(じょうぜつ)になるぐらいならいいですが、失言したり、お店にまで迷惑をかけたりするのは、完全NG!
両家顔合わせの全てが残念モードになりかねません。
結婚式も大丈夫かと、先が不安に思われても仕方ないですよね。
新郎
あいぽん
緊張してるときに、たくさん飲んでもいいことなんて1つもないですよね。
お酒に頼りたくなる気持ちもよく分かりますが、これをきっかけに、自分たちのお酒との付き合い方を見直すいい機会にもなると思います!
また、両親がお酒をどのくらい飲むのかについても、事前に知っておくとペースが掴みやすくなっていいですね☆
ケース②お店選びを間違えた
「個室があるから大丈夫」といって、とある和食のファミリーレストランを利用したケースがありました。
ふすまで区切られただけで、隣の部屋の大人の話す声や子供が騒ぐ声が丸聞こえだったそうです。
騒がしくて、話が聞き取れなくなると、せっかくの両家顔合わせも台無しですよね。
お店側もそれぞれコンセプトがあるので、両家顔合わせ利用に向いたお店を選びましょう。
あと、両家顔合わせによく使われているお店だからといっても油断は禁物ですよ。
新郎新婦と両家の両親で6人で料亭に行った際の体験談も紹介します。
案内された個室がめっちゃ広くて、テーブルの距離も遠くて緊張して全く話せなかったそうです。
イメージしただけでも、ししおどしの竹の「カン」って音が聞こえてきそうですよね(笑)
他にも、頼んだお酒が全然来ないとか料理が人数分ないとか、お店のサービスが悪すぎて、盛り下がったというケースもありました。
美味しい料理に、質の高いサービス。
これらも、両家顔合わせの成功に、関わる要素かもしれませんね♪
お店選びのポイントも、後半で説明していきます。
ケース③手土産を買い忘れて、当日近くのお店で購入した
買い忘れて、駅チカのお土産屋さんで急いで購入したという話がありました。
ないよりはいいかもしれませんが、貰った方の気持ちを考えると、とても残念な気持ちになってしまいますよね。
この場合、バレなきゃいいっていう問題でもないと私は思います。
特別な時に送るとっておきの手土産だからこそ、しっかりと相手のことを考えて、心を込めたギフトをしたいですよね☆
そういう心意気って、ふとした言葉や行動ににじみ出るものだと思います。
相手の好みなどのリサーチもする必要があるので、この辺も後半で、深堀りしていきますね☆
ケース④服装が明らかに違う
一方はフォーマルな服装、もう一方はカジュアルな服装。
その後の会話が盛り上がるのは難しいですよね。
あまりの違和感に、「ここはエキストラの面接会場か(笑)」ってツッコみたくなりますね。
自分だけではなく、家族全体に対しての印象も悪くなりかねません。
せっかくのおめでたい場で、親にまで恥をかかせることになると思うと「こんな状況にはなりたくない!!」って思ってしまいました。
ケース⑤お互いの両親が集合時間よりも数時間前に到着し、先に居合わせて気まずくなった
大事な顔合わせの場で遅刻をしないように早めに行動するのは、自然なことですよね。
特に親御さんが遠方から来る場合、飛行機や新幹線で移動することが多いと思います。
新幹線や飛行機の便の関係で早めに到着してしまう場合もあるでしょう。
電車の場合でも、念のため1本早い便に乗ったら乗り継ぎの関係で数時間早く着いちゃった!なんてこともあり得ます。
お互いの親御さんがこのような事情で、数時間前に到着して居合わせてしまうというのは、確かに起こってしまいそうですよね。
既に知り合っている場合だったら、まだいいかもしれません。
でも初対面だったら、話しかけるのもためらって、食事のときも気まずさを引きずりそうです。
先にお互いの家族でどこかで集まり、そこからお店へ移動するなどの配慮をしてあげれば良かったですね。
プランナー
ケース⑥両家顔合わせ中に親同士がもめて大喧嘩に発展
「家はどうするのか?」「苗字はどうするのか?」
事前にちゃんと話していないことで、一方の親からふと出てきたこうした質問から、口論に発展するケースもありました。
それぞれの地域も環境も違う家族が対面するわけですから、価値観や考え方が違っていて当然。
ですが、事前にしっかりと話し合いができていれば、言い争いにならずに穏便にすませることだって、きっとできたはずです。
最悪の場合、非常識と思われて婚約が破談になることだってあるんですよ。
親に認めてもらえなくて、親と縁を切ってまで結婚する方もいます。
その覚悟は確かに立派かもしれませんが、私は「もう少し冷静になって考えて」って思ってしまいます。
せっかく結婚するんだから、周りから理解や祝福をされた方が絶対いいですよね。
そもそも両家顔合わせの目的って何だろう
「よし失敗談は聞いたから、対策を教えて。」って思った方。
・・・ちょっと待ってください!
そもそも「両家顔合わせって何のためにするためのもの?」ということについて改めて考えましょう。
ここでいったん立ち止まって、考えておくと、目指すイメージがわいてくると思いますよ☆
一般的には、両家顔合わせの目的は「両家の親睦を深めること」と言われています。
親睦を深めておくと、結婚式も、何かと協力してくれたり、スムーズに進められますよね。
でも、一番大事な目的は、「あなた自身が楽しくなること」だと私は思います。
仲良くなったら、その人に対して、もっと楽しんでもらいたい、喜んでもらいたいという気持ちになりませんか?
結婚式の準備ってホントに大変なんですが、そんな大変さの中にも、ふと好きな人たちの笑顔を想像したりできると、ワクワクしてくると思いますよ。
両家の親睦を深めること、そしてあなた自身が楽しくなることを目的に、両家顔合わせを行いましょう☆
両家顔合わせの目的について確認できたところで、次に失敗を防ぐポイントを詳しくお話ししていきますね。
失敗から学ぼう♪
ここからは、あなたが両家顔合わせで失敗しないために、具体的な行動ポイントをお伝えします。
一緒に学んでいきましょうね!
プランナー
最初に断言しますが、両家顔合わせのあらゆる失敗は、次の2つが原因です。
- 準備不足
- 婚約者や両親に対するコミュニケーション不足
この2つに尽きます。
先ほど紹介した失敗談の例の原因をそれぞれ分析すると、このようになります。
- 準備不足が原因
お店選びの失敗、手土産の買い忘れ - コミュニケーション不足が原因
服装の違い - 準備不足・コミュニケーション不足が原因
お酒の飲みすぎ、集合時間より先に居合わせる、初めて話す内容で口論
重要なので、まずここをおさえてください。
もう一回繰り返します。
両家顔合わせの失敗はすべて、準備不足・コミュニケーション不足が原因。
ちょっとおどかすくらい強調してしまいました。
でも、逆に言えば、この2つをしっかりとおさえることで、両家顔合わせがうまくいくこと間違いなしです。
あいぽん
それでは、次に、各項目に絞って詳細を説明していきます。
失敗しないためのポイント①日程
両家顔合わせをするにあたって、まずは「いつするのか?」をだいたいの日程を決めましょう。
時期は結婚式の3~6カ月くらい前が一般的
結婚式の時期が決まっていれば、両家顔合わせの時期を逆算して、結婚式の3~6カ月くらい前にするのが多いです。
ただしあくまで、一般的な話なので、仕事などの都合で時間が作れないパターンもあると思います。
結婚式の前日に両家顔合わせするカップルもいるくらいです。
イベントがギューっとなって、ちょっとしんどそうですが、、、。
私には無理です(笑)
大事なのは、お互いの両親の意向をしっかりと聞くということです。
大丈夫だとは思いますが、慌てて、自分たちの都合だけで、一方的に決めないようにしたいですね。
日程調整に関しては、早めに行動しておくのが、オススメです。
お店を予約するときも準備するにも、時間があるに越したことはないです。
それに、早めに準備をしておくと精神的にラクですよ。
遅くても、両家顔合わせ1~2ヶ月前には、参加する人への連絡を済ませておきましょう。
やっぱり大安にしないといけない?
日程を決める上で、結婚式と同じように、六輝(ろっき)も重要です。
六輝は六曜(ろくよう、りくよう)とも呼ぶので、調べる場合や人に説明する場合は注意してくださいね。
両家顔合わせも、以下の3つがよいとされています。
大安 | 「大いに安し」の意味。六曜の中で最も吉の日とされる。 終日万事が吉なので、結婚式や結納は大安の日に行われることが多い。 |
友引(ともびき) | 昼は凶。午前、夕方、夜は吉。大安の次に結婚式に適している。 「幸せのおすそ分け」という意味で、結婚披露宴の引出物を発送する人も。 |
先勝(せんしょう・さきがち) | 「先んずれば即ち勝つ」の意味。万事に急ぐことが良いとされる。 午前が吉で午後が凶。午前中から式を始めれば午後になってもOK。 |
引用元:ゼクシィ
六輝にこだわるのであれば、やはり大安がおすすめですが、午前中なら先勝、午後なら友引がよいとも言われています。
念押ししておくと、自分たちが気にしないからといって、無視するわけにはいきません。
両親や祖父母の意向をしっかりと確認することが大切ですよ。
もし婚約者の両親に直接話せる機会があれば、自分から積極的にこう聞いてみましょう。
「両家顔合わせも大安がいいと思うんですが、いかがですか?」
そうすると、婚約者の両親にも「きちんとしている。」「この人は常識がある。」と好印象をもってもらえることがあります。
六輝を気にしていない両親の場合だと、「うちはそんな気にしていないから、大丈夫よ。」と言ってもらえたりしますよ~。
日程調整が難しくなって、大安以外で探す場合も出てくるでしょう。
ちなみに調べたところ、先ほどの大安、友引、先勝で、土日祝だと、月にだいたい4~7回チャンスがあります。
引用元:ゼクシィ
2020年下半期はこんな感じですね。
思ったよりは多いなっていう印象でした。
これなら候補日をいくつか提案できそうですね♪
大安にこだわる人は、結婚式よりは少なくなりそうです。
ですが、それでも人気の日から埋まっていくのは、式場でなくても同じです。
繰り返しになりますが、予約は早めにしましょう。
失敗しないためのポイント②お店選び
日にちが決まったところでお店選びですね。
あなたはどんな店がいいと思いますか?
「ゆっくり落ち着いて話せるお店がいいな」とか、「駅から近いところがいいな」とか、重視する点をいろいろ洗い出してみましょう。
二人で意見を出し合っても面白いかもしれませんね。
プランナー
また、距離が離れている場合、どちらの地域かその中間になるのが一般的。
先にエリアを決めてからお店選びにしましょう。
アクセスも大事ですね。
片方が遠方から来られる場合などは、駅から近いかとか、道がわかりやすいとかも結構ポイントだったりします。
実際は、駅で家族と集合してから、お店へ向かうのがスマートかもしれませんね。
あとは、両親が既に行きたいお店をピックアップしている場合もありますね。
全て言う通りにする必要はないと思いますが、聞いてみて自分たちがどう感じたかを重視するといいと思いますよ☆
参考までに、先輩たちが両家顔合わせで選んだお店の割合を調査しました。
- 「料亭」が46.8%
- 「レストラン」が23.8%
- 「ホテル」が15.5%
引用元:ゼクシィ
料亭がダントツ人気なんですね。
和食のメリットは、洋食と違い、テーブルマナーにそこまで気をつけなくていいのでリラックスして会話に集中できるという点だと思います。
私はテーブルマナーにちょっと自信がないので、相手の親御さんの印象を悪くしないためにも和食にしようかなと思いました(笑)
調査では番外で、中華だったという方もいましたが、特にこだわりがなければ、料亭が一番無難ですね。
ちなみに、食事の費用はアルコールを除いて、一人当たり7,000~10,000円が相場です。
お店選びの失敗を避けるためには
では、肝心のお店選びの方法についてこれからお話していきますね!
同じ曜日の同じ時間帯にそのお店を利用するのが一番いいのですが、結婚式前の出費が多い時期にあまりお金かけられませんよね。
おそらく、そういうお店って上品で、気軽にランチって感じではないでしょうし。
足りない情報は、ネットの口コミを調べまくりましょう☆
普通のグルメサイトだと、シンプルな料理の評価が多かったりするので、ゼクシィなどの結婚サイトの顔合わせ利用飲食店の評価も確認するのもアリですよ♪
結婚式場のレストランもオススメ
もし、結婚式場が決まっているかもうすぐで決まりそうなら、結婚式場のレストランを利用するのもオススメです。
理由は主に以下の4つ。
- 顔合わせに利用されることも多いので、接客サービスの質も高い
- 雰囲気が落ち着いていてゆっくり話ができる
- 初めて行くお店より安心
- 両親が結婚式場の下見もできる
両家顔合わせでは、普段の食事とは違い、写真撮影や、手土産があったりします。
「よかったら写真撮りましょうか?」「テーブルが空いているので、良かったら手土産はこちらに置いてください。」
細かいところまで、頼まずともやってくれるサービスがあると、本当にうれしいですよね♪
そういった配慮ができるのは、式場レストランならではだと思います。
なかには、個室のない式場レストランもありますが、個室がなくても、スペースをしっかりと確保しているところが多いですよ。
式場レストランは雰囲気が落ち着いてて、ゆっくりと話ができるので両家顔合わせにぴったりだと思います。
すでにフェアや打ち合わせで何度も通ってたら、初めて行くお店より安心できますしね。
その分、気持ちに余裕をもって、両家顔合わせにのぞめます。
結婚式場で顔合わせを検討している方は、プランナーさんに相談してみるのがいいかもしれませんね♪
プランナー
不安なことは抱え込まず、なんでも聞いていいですからね。
両親にとっても、式場までの道順の予習になりますし、料理の味見もできる場合があります♪
他にも、プランナーにお願いすれば、式場見学や打ち合わせに同席とかも、できちゃうんです。
プランナーに、親がどういう人かを知ってもらったら、結婚式をよりよくするために、さらに提案してくれると思うんです!
ちなみに、友人の母親は、両家顔合わせの食事会の日に、娘のドレス試着に立ち会いました。
その後、結婚式当日の着付けのレンタルまで申し込んだそうですよ!強者(つわもの)ですね♪(笑)
あいぽん
新郎
お店が決まったらすること
お店が決まったら、当然 時間やコースなどの詳細も決めていくのですが、それ以外にもすることがあります。
お店の人と打ち合わせしよう
経験談によると、料理の出すペースが少し遅くて、結果的に予定時間をオーバーしてしまったことがあるようです。
そちらに気を取られて会話にもあまり集中できなかったらしいです。
こういった失敗も事前に「料理は食べ終わってる人に合わせなくても、時間内で出せるようにどんどん出していってもらっていいですよ。」などお店の人と事前に打ち合わせして、お願いしておけば、スムーズになると思います♪
お店によっては、配膳の回数を減らす融通を聞かせてくれるところもあるので、色々聞いてみましょう♪
これは私の意見なので、対応してくれないお店を悪く言わないでね(笑)
あいぽん
たいてい、食事のペースは2極化します。
「会話が盛り上がらず、出された料理があっという間になくなる」か「会話に夢中で箸が止まる」かです。
もちろん人によっても違います。どちらになっても大丈夫なように、事前の準備をしておけば、万全ですね☆
座席を確認しよう
可能であれば、一度足を運び、下見して、実際利用させてもらうお部屋を見ておきたいところですね♪
お店側も忙しくない時間帯であれば、対応してくれると思います。
まずは電話して問い合わせしてみましょう。
- 車で行く場合、駐車場はどこか?
- 駐車場がいっぱいだったときは?
- 部屋の広さはどれくらいか?
- 明るさはどれくらいか?
- つまずいたりする段差はないか?
- 店内BGMの大きさはどのくらいか?
- 周囲の声がどれくらい聞こえるか?
これくらい確認しておけば、当日も安心できると思います。
特に重要なのは部屋の座席ですね。
座席の位置を確認して、誰がどこに座るかも決めておくのがGOOD♪
お店の人に聞いてOKであれば、写真を撮っておくのもいいかと思います。
座席の座り方ですが、まずは上座の位置を把握しましょう。
入口から遠い方が上座になります。上座には新郎側の親族が座ります。
文章だけだと、ちょっとわかりにくいですよね。
画像も貼っておくと、こんな感じです。
上座から順に父親、次に母親、下座に自分達が座ります。
知らないと、あたふたするハメになりますので注意。
でも、あくまで一般的なマナーなので、ご本人たちが希望されたら、逆になっても構いません。
しっかりと大人の対応でバシっと決めっちゃってくださいね。
あいぽん
新郎
参加者へ連絡しよう
お店が決まったら、当然ですが、参加者へ連絡します。
- お店の名前
- 住所
- 予約したコース
- お店のホームページ
- 個室かどうか
- テーブルか座敷かなど
これらの情報をLINEなどで、いいので伝えるのがわかりやすいと思います。
コースは当日のお楽しみってことで伏せておいてもアリですよ。
忘れがちですが、テーブルなのか、座敷なのかというのは、割と重要です。
当日のコーティネートにも影響しますからね!伝えておくと、とても親切です☆
新郎は間違っても、穴があいた靴下なんてことはないようにしましょう。
メンタル的にも自信がなくなりますしね。
新郎
失敗しないためのポイント③準備
日時と場所が決まれば、いよいよ大詰めです。
プランナー
プロフィールを伝える
ほとんどの方は、結婚挨拶のときにすでにやっているかもしれませんね。
まだしていないって方は、やっておくと後で焦らずに済みますよ。
やることは次の2つ。
- 自分の親に婚約者のプロフィールを伝えておく
- 婚約者に自分の親のプロフィールを伝えておく
最低でも、これらのことは伝えましょう。
- 名前
- 年齢
- 性格
- 仕事
- 趣味
名前は漢字でどう書くかということも情報としてあった方がいいですね♪
お互いの両親のことをもっと知ろう
両親に関しては、さらにリサーチしましょう。
婚約者の両親のことをもっと知けば、話題も増えるし、コースの料理や手土産もより、その人に寄り添えると思います。
同じように自分の親のことを婚約者に伝えておけば、よりグッドですね♪
- 好きな食べ物、お酒は何か?
- 嫌いな食べ物は何か?
- アレルギーはないか?
- 持病などがないか?
- どういうジャンルの話題が好きか?
持病がないかというところで補足すると、例えば足を悪くしていて座敷の場合だと、腰掛けが必要などということです。
その場合、テーブル席を検討するか腰掛けを用意してもらえるかお店に確認するなどアクションをとるといった感じですね。
他にも、これは伝えておいた方が良さそうと思ったことは些細なことでも共有しておいた方がいいですよ☆
情報の深さも重要になってきます。
単なるお酒好きかどうかだけではなく、どんな種類のお酒が好きかも聞いておきましょう。
完全ビール党の人が、ワインをもらっても嬉しいでしょうか。
ちょっと微妙ですよね?
例えば婚約者のお父さんが日本酒好きであれば、手土産に出身地の地酒とかもいいですね♪
そういうのって自然と会話も広がるし、共通の話題がどんどん広がっていってワクワクしませんか☆
新郎
お店のアルコールメニューもどんなものがあるか確認しておくね。
プランナー
服装について、両家で認識を合わせよう
当日どんな服装で行くか、事前に両家で合わせておきましょう。
女性ならば、ワンピース、ドレスなのか和服なのか。
男性ならば、スーツかジャケットなのか。
新郎は、カジュアルでない限り、スーツで行くのが無難ですね。
格式が高い会場だったら、和服がマッチしそうですね。
TPOってやつですね♪
お互いの合意が取れていれば、カジュアルでも全然問題ないと思います。
服装の格を合わせておくことで、場に一体感が生まれます。
一体感があって素敵ですね♪
この写真を見るだけで、きっと和やかな雰囲気で、両家顔合わせができたんだろ~なって思っちゃいました。
服装についても悩んでいる方がいたら、こちらの記事も後で読んでみてください。
両家顔合わせの冬の服装はどれにする?!男女別にポイントを押えよう!!
冬向けですが、画像付きでたくさん紹介しているので、参考にするのにオススメですよ♪
あなたのお気に入りのコーディネイトが見つかるかもしれません。
誰がどの費用を払うか明確にしよう
金銭の支払いについても、事前に決めておくことを強くオススメします。
両家顔合わせでかかる費用はこれらです。
- 食事代
- 個室使用料、サービス料
- 移動費
- 宿泊費
費用負担に関しては、マイナビウエディングが実施したアンケートによると、新郎新婦が負担が一位で33.1%。
次いで両家で折半が二位で19.9%でした。
引用:マイナビウエディング
顔合わせは結納に比べると、新郎新婦が主体になり招待する意味合いが強いので、このような結果になったと思います。
感謝を伝える意味を込めて、食事代を出すのがいいかもしれませんね。
私の時も食事代は夫婦で出しました。
とはいえ、移動費や宿泊費も含めて全部負担となると結構な額になってしまいます。
その辺は両親と相談して、必ず事前に決めておくようにすると、後でもめることもありません。
折版の場合でも、当日は新郎がまとめて支払いし、あとで精算するのがスマートですよ!
これからの重要なコトについて、話し合う
前半部分で見てきたように、両家顔合わせの失敗といってもいろいろありましたね。
後で思い出話になるような失敗ならまだしも、取り返しのつかない笑えない失敗は避けたいですよね。
取り返しのつかない失敗をしないために大切なのが、婚約者とのコミュニケーションです。
ここができていないと、他の準備がどれだけできていても、やっぱり足りないです。
両家の違いについて、2つの家族は違ってて当たり前。新郎と新婦だって、同じことが言えます。
二人の違う別の人間。
お互い好きだったり、気が合うから婚約したとはいえ、結婚・家庭に対する考え方は、全く同じというわけではないですよね☆
意見の違いが出てきても、それは当然なことだと思います。
- 苗字はどっちにするのか?
- 家はどうするのか?
- 結納はするのか?
- 籍はいつ入れるのか?
ここを曖昧にしておくと、両家顔合わせ当日の火種の元にもなりえます。
また、両家顔合わせは乗り切れても、結婚してから「こんなはずじゃなかった…。」ってことになりかねません。
なので、イヤなこと、苦しいことから目をそらしすぎように。
深いことについて話し合うきっかけは、最初は顔合わせの対策としてかもしれません。
私はそれでもいいと思っています。
きっかけは何であれ、考え方・価値観の違いを知り、その違いを認めることこそが重要です。
ここは場合によっては、少し勇気と覚悟が必要かもしれませんね。
すいません、少し重たくなってしまいましたね….。
次は、ちょっと気分を変えて当日に注意することを見ていきましょう。
失敗しないためのポイント④当日に注意すること
ここでは、当日に注意すべきことをカンタンにまとめました。
手帳にメモしたり、スマートフォンに記録しておくなどしておけば、当日も確認できて安心ですね。
プランナー
- 身だしなみ
- 食事のマナー
- 言葉遣い
- 話題
これも、順番に解説していきますね♪
身だしなみをチェックしよう
身だしなみはちゃんとできていますか?
当日チェックして欲しいことを男女別にリスト化してみました。
- 派手すぎないナチュラルメイクか
- ネイルもさりげない程度におさているか
- 香水はつけすぎていないか
- 大ぶりなアクセサリーをつけていないか
何事も控え目がいいですね。
- 髪がボサボサになっていないか?整っているか?
- 鼻毛が出ていないか?
- ヒゲはキレイに剃っているか、または整っているか?
- スーツにホコリやフケがかかってないか?
清潔感は重要ですね。
あなたも経験があるかもしれませんが、気になるところがあると、全然話が入ってこなくなります。
食事のマナーもおさえておこう
食事のマナーも見落とせませんね。
自分や婚約者があてはまってないかチェックしておくと安心ですね。
- くちゃくちゃ音を立てて食べてないか?
- 箸の持ち方が間違っていないか?
- 嫌い箸(きらいばし)をしていないか?
食事マナーは、たくさんあって、例をあげればキリがないです。
なので、これだけは守って欲しいというものに厳選しました!
こういったマナーは、なかなか自分では気づけません。
婚約者があてはまっている場合は、優しく指摘してあげるのが良いでしょう。
優しくですよ…。(笑)
嫌い箸もおさえておきたいところです。
ねぶり箸、迷い箸、逆さ箸、直箸あたりは、たまにやっている人を見かけますよね。
この4つが何かわからないって方のために、カンタンにまとめておきますね。
- ねぶり箸:箸についたご飯粒などをなめること
- 迷い箸:どの料理にしようかと迷い、お皿の上であれこれと箸を動かすこと
- 逆さ箸:料理を個に取り分ける際、箸を上下逆さにして用いること
- 時箸(じかばし):取り箸を使わずに個人の箸で直(じか)に取り分けること
嫌い箸は、自覚なしにやっている可能性もありますので、注意しないとダメですね。
人の振り見て我が振り直せということですね。
ネガティブを直そうとばかりするとしんどくなるので、逆に考えましょう。
逆さ箸をせずに、取り分け用に別の箸を使う人って、とっても上品に見えませんか?
二人で食事マナーについて勉強して、素敵な夫婦を目指してくださいね♪
新郎
あいぽん
顔合わせの場であいぽんと新郎のような会話を実際にするのも盛り上がりそうですね☆
当日の雰囲気や切り出し方にもよりますが、常識がある人だって評価されるかもしれませんよ♪
言葉遣いは丁寧に
敬語はもちろんですが、最も注意しないといけないのは婚約者を呼ぶ時です。
新婦なら「○○さん」、新郎なら「○○君」または「○○さん」と呼ぶようにしましょう。
ついつい、いつものクセが出ちゃって、いつも読んでる呼び方で呼んでしまいそうですが、そこはグーっとこらえるのが大切です。
新郎
プランナー
あいぽん
婚約者の両親を呼ぶ時も、まだ関係性が浅いなら、○○さんのお父様、お母様という呼び方をしておけば、失礼がないかと思います。
私も経験したのですが、言葉遣いを変えるって、いきなりはできないものなんですよ。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、普段からの心がけが大切です。
NGな話題
特に、宗教や政治の話題は避けましょう。
野球の話も好きな球団が違うと、争いになりやすいので、初対面ではしない方がいいでしょう。
相手の考えを否定して、お互いが傷つくリスクがあります。
これは社会人のマナーとして当たり前と言えば、そうかもしれませんね。
話してはいけないことばかりに気を取られて、何も離せなくなっては本末転倒!
あらかじめ話すことをリストアップしておいたり、リサーチしておくと準備おくと、気持ちに余裕が生まれます。
ツール「しおり」を使って工夫しよう♪
ここまで両家顔合わせを失敗しない方法について、お伝えしてきました。
それでも、当日の会話が盛り上がるか不安って方もいるかと思います。
そんな方に、朗報です!
それは「しおり」を作ってみることです。
とってもオススメですよ。
結婚式でもないのに、そこまでする?って思った方がいたらちょっと待った・・・・。
しおりの効果は、あなどれないですよ。
しおりを用意するとこんないいことがあります♪
- 話題のきっかけになる
- 当日の進行がラクになる
- 反省点を結婚式に活かせる
順番に解説します。
話題のきっかけになる
面と向かって初対面の両親同士が会話するのって、とても緊張されると思います。
お互いが初めての両家顔合わせならなおさらです。
そんなとき、目線をしおりに向けて、みんなで共通のことについて、自然に一体感が生まれそうな気がしませんか。
「これどうやって作ったの?、おしゃれだね♪」とか「メニューの最後のデザート、これ何だろー?楽しみ♪」とか「このお父さんの似顔絵似てるなぁ」なんて、会話が自然とこぼれたら、うれしいですよね☆
当日の進行がラクになる
体験談ですが、乾杯の前に写真撮影するのを忘れてて、顔合わせが終わるころに慌てて集合写真を撮ったそうです。
新郎は酔っぱらって顔は赤いし、父親は上着脱いでるし、もっとちゃんとした写真が撮りたかったそうです。
これはこれで、思い出話として笑ってすむかもしれませんが、やっぱりちゃんとしたときに写真におさめたいですよね☆
しおりを作ってプログラムを載せておけば、取り忘れるということもありませんね。
その他の進行も、みんなと共有できるので、スムーズになりますよ。
反省点を結婚式に活かせる
結婚式でも、席次表や席札などの小物アイテムを自分たちで作って凝りたいって方は、ぜひトライしてみてください。
結婚式をした先輩から「もっと○○しとけばよかった」をよく聞きますね。
ほとんどが、「やらなければよかった後悔」より「しなかった後悔」です。
両家顔合わせでしおりを用意することで、1回経験できます。
いわばプレ体験ですね!
「ここのプロフィールの趣味は、受けたなー。」とか「ここの表現は、わかりにくかったなぁ。」とかもっと工夫するところが見つかったりして、結婚式に活かせますよ。
興味のある方はこちらの記事をチェックしてみるといいですよ♪
詳しくは別の記事で解説していて、見るだけでしおりが作れちゃいますよ。
テンプレートもあるので、素人でもカンタンにできちゃうんです!
まとめ
- 両家顔合わせの失敗は色々ある
- 両家顔合わせとはそもそも両家の親睦のためにするもの
- 両家顔合わせが失敗するのは、準備不足・コミュニケーション不足が原因
- 日程は六輝もおさえた上で、早めに決めよう
- お店も慎重に選び、決まってからの確認も入念に
- 準備することもたくさんあるけど、1つずつ確実にしていこう
- 当日のチェックすることも忘れずに
この記事でお伝えしたことを実践すれば、非常識と思われない、素敵な両家顔合わせを実現できると思います☆
最後に、あなたに知っておいて欲しいことが、あと1つだけあります。
結婚式では、新郎新婦の両親は、来賓への挨拶とかもあって、実はゆっくりと交流できる時間って案外少ないものなんですよ。
両家顔合わせは、まさに親睦のための時間!
両親同士や、あなたと婚約者の両親が、仲良くなる最大のチャンスですので、ここで活かさないともったいないですよね☆
顔合わせも結婚式も準備が大変だけど、準備が成功のカギであることは間違いないです。
あなたも、うまくいくといいですね♪
心から応援していますよ!
親御さんへの挨拶が終わったら、いよいよ両家顔合わせですね♪
・・・・とちょっと待った!
両家顔合わせの前に、結婚式場のブライダルフェアに行っておいたほうがいいということをご存知ですか?
結婚式場について何も候補がないと、二度手間になり、相手のご両親に段取りが悪いと思われるかもしれません。
顔合わせの空気も盛り下がってしまい、今後の関係にも影響がでるかもしれません。
⇒【経験談】「両家顔合わせの前にブライダルフェアに行ってよかった!」と思った2つの理由
この記事を読んで、両家顔合わせを楽しくそして有意義なものにしてくださいね♪